制作開放席から見た景色
嵐のFCは3.4年前くらいに友人の翔くん担に預けるカタチで入会。これまで一度もチケットが当たったことはない。
さてuntitled東京ドーム公演の直前のある日、阿部顕嵐くんの舞台「何者」へ向かうタイミングで件の友人からLINEが。「○○(わたしのこと)の名義で制作開放席の申し込みメールが来た。本人確認があるかもしれない。もし当たったら一緒に行ってもらえないか?」と。
キスマイワールド名古屋ドーム公演で制作開放席に入ったことがある。この時は窓口で身分証を提示し紙チケットと交換だった。QRコードになった今年は本人確認にはないんだろうなあと思ったけど。自分名義で天下のお嵐様のコンサトに行けるなんてそんな光栄なことはない。わたしは土日休みではない仕事だけど幸いなことに1から3日の間に早番がある。勤務先から東京ドームまでは近い。と一も二もなく同行を承諾し(むしろ大喜びで)応募。そして大変ありがたいことにめでたく当選。
SNSなどで「未完」の評判を見ており、興味もあった。とてもとても楽しみに公演日を迎えた。
この友人とはpopcornに行っていた。カウコンでも2年連続で嵐を見ていたのでわたしにとっては初嵐、ではなかったけど終わってみれば初嵐さんでした。
制作開放席と言っても席種があるようですが。わたし達は定番の外野の見切れ席。メインステ真横でした。
メインステ真横と言うことはメインステに立つメンバー達とほぼ同じ景色を見ることになる。
今までも例えばドーム天井から見るペンラに感動したことはあるけど
でもねやっぱり東京ドームの外野から見るペンラはすごい。表現のしようがない。嵐の場合はペンラの色が制御されるためなのかさらになんだかすごい。ただただ圧倒される。
この景色をキスマイと見たい、そればかりを考えていた。コンサトに参加しながら頭の中でミューコロのステージから見えるであろう景色を想像する。今年のツアーで1番広い会場だった横アリをイメージしても東京ドームの3分の1。去年までこの東京ドームを4公演うめてきたキスマイ。彼らには経験もポテンシャルもある。そんな彼らの姿を今後ドーム会場で見ることができるのだろうか?と、グズグズ考えていたよ。
そんなわたしでしたが、MCをきっかけにコンサトに嵐にどっとのめり込んでいきました。MC中、ドリンクとタオルをカゴに入れてるのは(キスマイと)一緒だけどステージ上に凹みがあって見えないようにそこにカゴを置いていることに驚く。メンバーがひとりずつこっそりと(しているように見えた)ドリンクを飲みに行く。その姿に萌えてしまう。
MCの相場ちゃんいじりも所謂“わちゃわちゃ”これ、ジャニヲタが好きなやつ?みたいな。極め付けは翔くんの“コンサト前のコールで男性の声が聞こえた”発言。確かにコンサト前に4連の男の子達がアリーナ席で嵐コールをしていた。外野からほほえましく見ていた。男の子たちそれぞれがメンバーカラーの衣装を着てたりして。翔くんの発言を受け男の子達の存在に気づいてたファン達が一斉に彼らの居場所を翔くんに知らせる。この感覚、「嵐が近い」。
物理的な近さではなくなんだろう
もっと寄り添っている感じ。そんな風に思ったの。アイドルがファンの近くに行くってこんなことではないのかな、と。翔くんは男性客ありがとうと言った後に女性のみんなもありがとう(かなりニュアンス)と言った。男性客、レアでありがたいけど自分達を支えている客層が女性であることをわかってて、女性客に配慮できている。素直に嬉しくなる。
MC恒例のお仕事紹介の流れでこれまた翔くんの“俺らを追うとHDがすぐいっぱいになるでしよ、みんなどうしてるの?”からのMJさんの“俺は見たら消すよ、体に覚えこませる”湧きました。
後半、わたしの嵐への興味と好意が加速。一曲一曲を楽しむ。ご贔屓のMJさんを双眼鏡で追う。バクステでMonster。we areはモニタでしか見えなかったけども同じ空間にいることが嬉しかった。
楽しかった。幸せだと思った。
衣装。
つなぐの衣装、脱いでシャツ、その後はおるキラキラのジャケット最高。
パフォーマンスや演出。
メンバーと同じ目線だからメインステのパフォーマンスはどうしても見えない。モニタ越しになるからそこは物足りないと言うか、このコンサトを通してパフォーマンスについては語れるほど見ていない。モニターに流れる評判の画像も見えると言えば見えたけど、くらいのレベル。でもね、あの邪魔な柱がないの。
セトリ。
半分くらい覚えのない楽曲。
Jr.大量登場のユニットのダンス曲。
今年のミュージックディでキス担だらけのわたしのTLが荒れたBelive。
まさか見られると思ってもいなかった
ARASHI。
こればかりは正面から見たかったよ、未完。
ダンス。
大野くんの操り人形。見ながらもGravityに思いを馳せちゃったけどね。
そして。
メンバーのみんな。どんなに汗をかいてもお顔も髪型も崩れないの。すごいわ。アイドルって尊い。
本編が終わってフロートで登場。
お嵐様達を肉眼で見ることができました。
フロートでの姿勢、立ち姿が美しかった。手を振ったり指差しする姿が紳士。対応がファンに対して真摯。丁寧に満遍なく。
嵐は正しい、正統派のアイドル。
そして松潤様はやはり王子様でした。ありえないくらいキラキラしてました(語彙力)
ファンサしている姿に見とれてしまう。
記憶が曖昧になってきて。
もともと語彙力も表現力もないので
伝えられないけど。
嵐が人気とその人気を維持している事実に納得しました。
ぶっちゃけるとわたしは嵐に対してアンコンシャスバイアスがあったのだな。
天下のお嵐様のコンサトを高みの見物しようとしていたのだな。popcornもそんな気持ちだったんだろう。カウコンにしても“倍率を上げる”“キスマイの出番を減らす”みたいな。だけど彼らの作り出すものを目の当たりにしてわたしは初めて
彼らの魅力にひれ伏してしまった。この感情がわたしがuntitled公演を初嵐と言うゆえん。
翔くん担が「夢のような素晴らしい世界」と言うのだけれど。まさにそれ。わたしの宝物になる素晴らしい体験をしました。untitled公演に行ったことがきっかけでこれからは嵐を(も)応援したいと強く思ったんだ。
制作開放席から見た景色。それはメンバーが見るのと多分同じ景色。そして正しい尊いアイドルたち。
ラッキーくらいの軽い気持ちで行った公演がもしかしたら自分の人生を変えちゃうこともあるかもしれない。
ありがとうアイドル。
ありがとうジャニーズ。
ありがとう嵐。
I SCREAMとMUSIC COLOSSEUM
キスマイライブツアー2017ミュージックコロシアム、全日程の三分の2以上が残っている今語るのは早いと思いながらも。
今まではアイスクリームツアーを「新しいキスマイ」と繰り返してたけど、いや待てよと。ミューコロこそ新しいキスマイなのではないか?
きっかけはジャニヲタのリアル友との語らい。
彼女から
?ソロはあるのか?
?藤北ユニットはあるのか?
と聞かれる。
今年はどちらもなく、7人曲だけである。
会場の造り(柱が邪魔)と宮ママコーナーばかり語られているような印象のミューコロ。いったんコンセプトに立ち戻る(以下スタッフブログより)
タイトルの「MUSIC COLOSSEUM」には、
7人の勇者たちが、彼らならではの新たな"MUSIC"の形に挑んでいくという意味が込められ、
まさにキスマイの"攻め"の一作となっています。
ううむ。今回のツアー
確かに全て7人曲。
アルバム、またはしゃららに収められたソロとユニット曲をやらない。(ユニット曲のテーマ?スナック昭和コーナーはあり)以上から「ドームがあるのではないか?」そんなやり取りをしたり、ツイートを見たこともあつた。
通常盤に収録されているBabyLoveをやらないことからも不完全なモノを見せられているように思っていたけど。
さて、
アイスクリームの感想に戻る。
全員のソロがあること、その結果として映像による繋ぎがなくなったこと(着替えの時間が確保されるから)大喜利をなくしたこと主にそこからアイスクリームを新しいキスマイと感じていた。コンサートのコンセプトとしての具体的なテーマ性はジャーニーでも感じたので(更にわたしは行ったことがないけどキスマイランドと比較している方が多いので)新しい試みとは考えない。
つまりアイスクリームでは全員のソロを見せること、
更に北山くんと藤ヶ谷くんの2人曲3部作と特攻3部作の完結、
などによりキスマイとしてのひとつの区切りを5周年でつけたのではないか?と
以上のことを踏まえると
「ソロ、ユニットを排除した」
「BabyLoveは忘れられたのではなく、メンバーによるプロデュース曲ではないからコンサートでは取り上げないのではないか?」
「アルバム聞いた時に感じた歌割りの変化、北山くんと藤ヶ谷くんの比重が減ったこと」
などによりミューコロこそが新しいキスマイではないのか?と考えるようになった。
以降今回のツアーについて思うこと。
彼らは新しいキスマイが始動する舞台としてドームではなくあえてアリーナ会場を選んだのではないか?
アイスクリームと言う完成度の高いドームツアーの後にあえてアリーナ会場を持ってきたところにキスマイの新しい挑戦があるのではないか?これこそが「攻め」ではないのか?
ドームで会得した知恵を放棄して7人の創意工夫でアリーナツアーに挑戦しているのではないか?
メンバーの言う「みんなの近くに行くよ」の体現がかくれんぼなのかは謎だけど、真駒内ではキスマイのパフォーマンスを近くに感じることができた。そして何よりも楽しかった。遥か遠い3階席から見下ろしても楽しかったんだ。
(最中では見やすい、と朱鷺メッセ比で表現していた。がそもそもどの席でもドームよりは近い)
かと言って朱鷺メッセの不備(どのように表現するべきか迷うけど)がなくなる訳ではない。ワールド、アイスクリームに続き初日公演への不満は残る。初日の瑕疵は今回特有のことではないので、また別の課題なんだろう。(物理的に朱鷺メッセの造りを生かせなかったことは今回特有の瑕疵)
わたしはデビュードーム以降の公演しか知らない。初めてなんだ、全曲7人曲の公演。気づいた時に「キスマイに翻弄された」と思ったよ。わかった気になって見てたけど全然わからなかった。悔しい、キスマイにしてやられたという感じ。
ミュージックコロシアムこそ新しいキスマイなんだ、と。わたしはそう感じているよ。
おたくがメンタル不調になった話
アイドルはトキメキを与えてくれたり、自分を鼓舞してくれる。
慰めてもらうことや支えてもらうことは自分は求めない。
不調になって感情が不安定な時にはキスマイ摂取できなかった。
日々、辛いことや怒を感じる時にはアイドルは効き目があるけど。先が見えないトンネルでは摂取できない。
休み出して落ち着いたらようやく摂取できたよ。家族にも言われたよ、、、
「キスマイ見れるならもう大丈夫だね」って。それくらい摂取できなかったよ。
でも慰められちゃった。
藤ヶ谷くんがカレンダーのおまけで挙げていた好きな映画。
ソロ曲のタイトルになったライフイズビューティフルはいつも貸し出し中(なにしろレンタル屋さんには一本しかない)はた、と思いついてチョコレートドーナツ借りたよ。
なにも予備知識のないまま見たら偏見と戦う物語だった、と自分は感じた。
休養も開けて仕事復帰したけど
これから当分は「心の病の人」って周りから思われる。
今までは当事者ではなかったから
私だって偏見もってたさ。
病歴に心の病がある自分は今後マイノリティとして仕事人生をつ 続けるのだろうと覚悟はできているけど、でも退職を考える時もあるよ〜。
でもきっと多分。
確証は何もないけど。
チョコレートドーナツを好きな映画と挙げる藤ヶ谷くんには
「偏見」がないと思いたい。その対象が
同性愛者、知的障がい者、だけだとしても。偏見のない人だと思いたい。
思いがけない方向でアイドルに支えられてしまったけど。
それはそれ。
チョコレートドーナツの劇中にもあるように
前を向いて歩いていこう、と思いました。
藤ヶ谷くん、素敵な作品との出会いのきっかけをくれてありがとう。
名実共に重たいヲタクでした。
おたくと3.11
2016.3.13に絶対行くと誓った被災地に行ってきた。
去年の明日へコンサートでキスマイメンバーが行った場所。
北山くん、玉森くん、二階堂くんは番組を通してオフィシャルに。
藤ヶ谷くんは中居さんや弟くん達とプライベートで。
わたしは美男とデビューをきっかけにキスマイを興味を持ち、はまり、藤ヶ谷担を名乗るようになった。
明日へコンサートは毎年見ていた。
去年の番組は涙が止まらなかった。
そして自分の地元。
そこに4人のメンバーが行っていた。
震災後、実家がどこなのかを名乗ることを躊躇うようになった。過度に気の毒がられるのがうっとおしいから。
最近はイジメ問題なので注目されているし。なんだかめんどくさいの。
そんなめんどくさいところに
彼らは足を運んでいた。
いつかいつか彼らの足跡を辿りたい。
実家に帰ればいいだけなんだけど、
有休と年次休暇はキスマイツアーや
今年度は長崎旅行に使ってしまった。
いつ行けるのかな。本気で訪ねる気持ちがあるのか?
思いがけずこの日に行けたのは偶然が重なったから。
1ヶ月ほど前から不調で仕事を休んでいること。
たまたまこの期間に弟が実家に立ち寄ることを母親から聞いたこと。家族が集まるのさえ2年ぶりぐらい。実家に帰ることに決めた時にはメンバーが地元に行ってたことはすっかり忘れていたけど、うたコンをきっかけに思い出した。
彼らの軌跡を辿りたい。何を見て何を思ったのか。
立ち入り禁止地域があったり、
除染の現場を見たり。
今は都内で暮らす自分には現実的ではない景色。
でもそれだけではない。
当たり前のように生活し、愛犬の散歩をしている人たちを車の車窓から見かける。
双葉食堂は地元でも唯一に近い営業している食堂らしく、臨時休業と知らずに食事をしにきて残念そうに帰る人たち。そう、臨時休業、残念だった。
どうか風化させないで。
相馬の駅には今日行ってきた。
おそらく彼らは車で行っているだろう。駅に近づきながら
何を見て何を思ったのか想像してみる。
わざわざ駅の看板?の前で写真を撮る彼らの茶目っ気みたいなのを感じる。
藤ヶ谷くんが立った場所に行くために駅で入場券を買う。微々たる金額だけどおたくは間違いなく経済を動かしている。
その場所を見つけて思ったことは。この何にもない風景のことよりも
藤ヶ谷くんは自分を連れてきた中居さんの背中に何を見て何を感じたのか。
そしてどうして中居さんは藤ヶ谷くんを誘ったのか?
アイドルってすごい。ありがとうね。
いつかはため息を歓声に変えたい
そして
来年の今日もまた会えますように
この願いを今胸に刻んで
彼らを見て今の自分ができることは地元を大切にすることと家族を大切にすること。
地元に誇りを持つことと家族に誇りを持つこと。
何度でも言うよ、キスマイありがとうね。
(キスマイベアは他の誰でもなく自分だという証明みたいなもんです)
藤ヶ谷太輔に惚れ直した話
田村さん。
今のを見るといかに中島くんがひどかったのかわかるよね
それを言うなら
いかに藤ヶ谷くんがすごいか、なんだけど。
エムステフェスのための録画消化、ようやく27時間見てるたった今。
シャワーと生キス対決であらためて藤ヶ谷くんの天才的な才能にひれ伏している。
シャワーは残念ながら体のパーツ対決で玉森くんと山田くんには敗れたけど。(自分の中では各パーツパーツをじっくり見せてくれてありがとう)
「マイコ待ってて」
「びしょびしょのまま会いに行くわ」
この気遣い、藤ヶ谷くんならでは。
ドラマ、舞台、そして長崎と嬉しいけどなんかついていくのがツライと思うこともある。そんな時はキスマイ断ちを自然としてしまい、もしやこのままヲタ卒できるのではと考えることもある。今回は27時間によって引き戻されちゃった。
「処分する」
「棄てる」
という言葉を使わず
「大切な友人としてとっていた」(ニュアンス)
マイコとは永遠の愛を誓っているのかもだけど、もしマイコが元カノになったとしても藤ヶ谷くんは大切にしてくれるんだなと。すげー。
立ち振る舞い、フライングのポーズ、あとなんだろ。すぐには思いつかないけど…人目につく姿を客観的に確認して自分が1番素敵に見える姿をいつもいつも提供してくれてるんだと思う。
そんな藤ヶ谷くんに惚れ直してしまった。
傾く陽のサイレンス…I SCREAMツアーまとめ
人のいないビーチリゾートのインフィニティプールのプールサイド。しゅわしゅわするお酒が入っているグラスを傾けながら夕陽を見る。
Franingo試聴して思い描いた景色。キスマイ楽曲を聞いてそんな景色を浮かべる日が来るとは…。かと言って借り物を歌っているわけではなく、ちゃんと自分達のものになっている。キスマイ垢抜けた?新しいキスマイなの?
アルバムの最初のTV SPOTがI Scream Night。
そういうことなのか、と後から思うことってある。デビュードーム以降の景色しか知らないけど、アンコールでファンサしないでパフォーマンス見せるのレアだよね?
今よりもっと前へ進んで行く自分達の行く先というか着いた先は終わらない夏のパーティーナイト(我ながら陳腐な解釈だけど)。I SCREAMが感じさせる中長期的な時間軸とISNの今この夏を楽しもう、という刹那的な表現が相反することなくクライマックスへ持っていく感じが好き。自分で書いててもこれは伝わらないな。汗。
以下印象に残ったことを。
①宮田くんが最後の挨拶をする
これは最終日への伏線だったの?いいえ、あのタイミングで(8/14の未明)あのような発表があることなんて誰にもわからない。
ツアーを通じて気がついたことが3つあります。
ひとつはライブをするのがダイスキだってこと。
2つ目はライブに来てくれるみんなのことがダイスキ。
3つ目はみんなと同じくらいキスマイのことがダイスキ!
初日から宮田くんが締めてたからこそこのメッセージが突き刺さった。
宮田くんが新しい景色が見たい、と言う。7人と一緒に自分も新しい景色を見続けたい。
そのためにできることは何?
ありがとう、宮田くん。宮田くんに負けないくらいキスマイが大好きです。
ついていくよ。
②アルバムはツアーのサントラ
中居さん発信でスマ兄さん達からこのようなスタンスでアルバムを作っていたということ。友人から教えていただきました。
今までもアーティストのライブに行くことはあった。アルバムが出るとアルバム中心にコンサートが構成されるというのは経験していた。だが、ジャニーズほど潔く前年の面影もないコンサートを作ってくることは未聞でした。
わたしは
今まではジャーニーがダントツに好きでした。
その前提でのジャーニー比で…
旧曲がほとんどない。
全員のソロ曲がある。
アルバム聞いた時はまさか全部やるの?だったが結果オーライ。
メンバーが休む時間ができるからか映像による繋ぎなし。
藤北玉二以外は他メンも参加。個人担が多いらしいキス担が楽しめる構成だし飽きることもない。
キスマイで全員がソロを歌うことなんてないと思ってた、ゴメンねニカちゃん(ミントの頃のカミスン参照)
個人的に7人ものソロありえない…だったのに見事に払拭したキスマイすげー。
(そしてスノのジグザグラブ…!)
アルバム曲だけでほぼ成り立っているのがI SCREAMツアー。初日、新しいキスマイ、と自分に言い聞かせてたの思い出す。
アルバム曲に戻ります。
これでもかってくらい夏に特化している。よってアルバムとツアーで今年の夏を駆け抜けたよ、自分。容赦なく季節は変わっていき18時まわると暗くなる。終わらない夏の夜はどこかにいってしまった。
だからこそ、一瞬だからこそ、刹那的だからこそ。もう二度と見ることができないからこその駆け抜けた夏でした。
フェスを感じて名古屋から帰ってから自分の中のフェスファッションと言うべき洋服を買ったりもした。アイスクリームナイッを楽しむための衣装だよ。
アルバムはツアーのサントラであると同時にわたしの2016夏のサントラでもありました。
でも…花火大会はアルバム曲でやって欲しかったな。
③キスマイにとっての5周年とは?
5周年だから新旧織り交ぜてくる…とは全く考えてなかった。旧曲やらないからまた別の機会を作るだろうとも思わなかった。
今の自分達ができる最高のものを見せてくれたのがI SCREAMツアーではないのか?見てる最中は5周年にこじつけたことはなかったけど、新しいキスマイと感じることができたのが何よりも5周年っぽいね。キリのいい数字だけど彼らにとってはただの通過点に過ぎない。これからも新しい景色を見せてくれると期待してついていくよ。
初日と2日目直後。
そしてだいぶたってからの感想。
オーラスからまだ1ヶ月たたないなんて信じられない。それくらい遠い夏の出来事になってしまった。
大阪初日の暑さ。都内は涼しかったから余計にキツかった。(おまけにホテルまで迷子になった)
これから何かが始まる、という高揚感はナニモノにもかえがたい。海外行くために空港着いた時の気持ちにも似ている。
そして、2日目以降見失わないように藤ヶ谷くんの動線をひたすらに追う。2日目以降の席ではどのくらい近くで(または遠くで)どんな景色を見るのかを想像する。
きつく結ばれたリボンを解きほどいてプレゼントの中身を見る感じ。あー、早く次のツアーに行きたい。
I SCREAMツアーお疲れ様でした。
鬼に笑われちゃうけど。来年もよろしく、だから。ずっとずっとよろしく、だから。
キスマイ大好き。
最高の夏にしようぜ
大阪から最寄りまで帰ってきた。軽い喪失感。夏は終わったのか?違う、始まったばかり。
去年、大阪の3公演帰ってきた時には喪失感なかった記憶。グダグダの初日から修正があった2日目、3日目と見ても、藤ヶ谷くんが元気かどうかを確認する以上のモチベーションが生まれなかった。ついには翌々週の福岡のチケットを譲ろうかと模索した。(実際そんなやりとりもした)結局は福岡に飛び、福岡2日目から自分はようやくワールドを楽しむことができた。
(今の気持ちを表現するのに去年と比較するのも陳腐だけど、何かと対比した方が価値とか大きさとかわかりやすくなるのと同じことです。)
水の事故からのダブルアンコ無し、俺たちコール無しをおいといてもあっさりしたコンサートと思った初日。2日目は幾つかの修正点があり、格段に良くなりました。
冒頭の本人達の映像に合わせたスクリーム、結局これは生なの?録音なの?どなたか教えてください。
これは高まる。コンサートへの期待が上がる。(藤ヶ谷くんのシャワーシーンはまた別として、いや別ではない大切)シャワーシーンを選んだ方、ありがとうございます。
仮面をつけてローラーでの登場は何回見ても素敵です。(自分はデビュードーム以前は行ったことないんですが)ローラー登場初めてではないか。カッコよかった。カッコ良すぎた。2日目からは双眼鏡で藤ヶ谷くんを追いかけるというデフォルト行為に耽るわけだが、初日はえ?ダミーじゃないよね?誰?どこ?と。
リード曲へ。メインステ上方からの登場。間奏で降りてきてメインステでダンス。カラフルなメンバーカラー衣装へ。YesのMV衣装を思わせるデザイン。(ひとつ言わせて。リード曲はテレビサイズではなくフルサイズで演出してください、来年以降お願いします北山さん。アルバム曲はフルで見たいのです)
アルバム2曲目へ。「垢抜けてる歌」と思っていたけど、口笛を表現する手振りにやられました…。間奏部分ステップ踏みながらメインステに拡がるのが好き。
この辺りから新しいキスマイ!という思いが強くなっていった。
コンサート参加しながら何回も繰り返し「新しいキスマイ」と念じていた次第です。新しいキスマイ、キスマイが変わろうとしている、と。
Gravity、KISS魂(北山くんは魂を口にすることは断念したのか?)思わずヒロミツ〜と言いたくなる。
例年ならエビバなどシングルメドレーくるとこでキスウマ。スクリーマーズ達とのコラボがPSYCOにキュート。
メンバーのキス顔の代わりにスクリーマーズのお人形がキス顔をしてメンバーとキスする感じ?だったかな。考えた人天才。
メンカラジャケットから自分お気に入りのノースリに着替えるのがこの辺りかしら。ローラーでの最君。既視感、と思ったらFNSですね。たいちゃんのおおーで初日のみ横尾さんのエアマイク。
ここからソロコーナーその1。
ソロMV見ていない(朝の情報番組は見ていた)自分でも楽しめました。藤ヶ谷くんのは映像とのシンクロ。その数日前にソロ曲の解釈について友人とやり取りをしていたんだが、まさしく彼女の解釈通り、そしてエンディング。単純にまた許されない恋の歌か?と思っていた自分は思慮が浅かった。
ソロ曲の感想をまとめて。
ワッター弁当。衣装の色が横尾さんとJr逆の方がいいのにな。
ジョッシー松村。ふっか…。歌舞伎のおまるちゃんも良かったけどまたしてもふっかにやられました。
ALIVE。twitterでペンラ白運動が起きた。ムーブメント自体は理解できないところあるけど、結果として白の世界は綺麗です。自分も便乗しました。
北山さんのは演出も衣装もストレートで。こういうの待ってた。
宮田くんのはメンバー参加、京セラ限定だろうけど関ジュ参加なのも良い。
千賀さんのは二階堂さんがもってっちゃったか?それをいうならワッター弁当でも千賀さんもってったし。MV見なくても楽しめたけど、見ていったらより楽しいと思う。
本編はWANTED。
トリコロール衣装。2日目から追加された北山くんから藤ヶ谷くんへのパスが良い。
「かわいい子を探しに行こうかな?そのためには変装しなくちゃ。うーんイマイチ。こんな時は藤ヶ谷さん!」かなりニュアンス。
藤ヶ谷くんが親子席に行きちびっこと可愛らしいやりとりをします。
復活のシェケ。また振り付けが変わっていた。自分は初代のガニ股、もっと言うとバカレアチームが少クラで演った時の振り付けが好きです。メンバーはこの曲の振り付けいじるの好きなのかな。
バクステでの狼さん。誰を見ていいのか困る。と言いつつ藤ヶ谷さんロックオンでした。名古屋以降は満遍なく見たい。
MCからの夕空。
ソロパート2、からの問題のみかんネット衣装。
いやあ、自分はあの衣装好きです。よくぞ作ったというか。格差というか区別なし。色合いも独特。その衣装とローラーで新曲2曲。どちらもやたら爽やか。そしてメインステに戻ってのフラミンゴ。この曲は視聴の時から好きだな、と思っていた。パンフ見て知ったけどフラミンゴって炎という意味もあるのですね。炎カラーの衣装と鳥カゴとあのマイクの蔓部分を屈指したパフォーマンス。素晴らしい。大人のエンターテイメント。あのパフォーマンスにあの衣装以外の選択肢はない。テルミーワイやツバサ、ifとスタンドマイクパフォーマンスは今までもうっとりでしたがまた新しいうっとりが増えました。曲終わりの二階堂さんのソロダンス、曲調に合わせた滴る水滴のような映像。素晴らしい。新しい、大人のキスマイ。
(最後のフェイクどうして藤ヶ谷くんではないの?と該当担としては思うところですが)息を呑む、というか息つくのも忘れる。
あんせいについてはアルバムで聴いても印象なかったので。もはや北山くんのインディアン帽しか記憶にない。あの歌2人で演る意味?とか考えちゃうので。そっとしておきます。
太鼓パフォーマンスからの大円団パートへ。太鼓からのPSYCO。自分は好きです。衣装も良い。夏に毛皮かよ?というツッコミはあるよ。バクステへ移動して曲の最後の刀シャキーンの音に合わせた藤ヶ谷くんのパフォーマンス、PSYCO。
前回も書いたがブラホワみたいな衣装と思ってたらブラホワ。ここは疑問点しかない。
去年のエタマイはグッーとでもスノドでもパフォーマンスらしいパフォーマンスはなかった(サークル乗ったり、アーム乗ったり)
一昨年のTAKE OVERはドームでこそバギー使った見せ場だけどアリーナ会場ではトロッコ曲。
だからパフォーマンス見せるのは納得する。しかし、ブラホワは白い毛皮衣装でのパフォーマンスがある。一度完成させた楽曲をなぜそのまま焼き直すのか?
れりばんやららすらばやらお披露目したことのないカップリング曲を完成させてもいいのではないか?
ブラホワの選曲は自分にとっては唯一無二の瑕疵なのである。
白いヒラヒラ衣装でのNOVELそしてRe:。去年のような手つなぎ強要なく、あっさりとした演出で自分は満足。
いつもと違うメンバー同士の組み合わせが萌え。
本編終了、アンコールへ。
初日はこの辺りから問題作へとなっていくのだが。
改めて振り返る。
やっちゃったを棚ぼたに変更し、順番も変えたことで4人がスタート時からフロートに乗ることができる。
エビバ、しーはー、キミセキ。去年までのような省略ではなくテレビサイズで歌う。
そしてアイスクリームナイッ。
この曲が今回の要なのですね。
アンコールで7人揃ってファンサなしのパフォーマンス、初めてではないか?
水の演出は初日のゲリラ豪雨から修正。
すっきりとでも魅せる豪雨に変わっていた。
夏の夜にぴったりの音楽とステップ。新しいキスマイ。
しつこいけど新しいキスマイなんだ。
オリバーストーンのドアーズを思い出させる終わらない夜の再現(自分的注釈。夏の夜を表現した最高傑作がこの映画)なんて新しくてカッコいいんだ。
2日目、軌道修正に成功したキスマイにはもう大喜利もダブルアンコールも必要ない、と思えた。
初日の帰り道。もやもやしながらでも頭の中はアイスクリームナイッがずっとずっと流れていた。2日目さめない夢の中みたいな帰り道でも頭の中はずっとアイスクリームナイッ。
問題作から傑作へ。どうしたキスマイ?ありがとうキスマイ。キスマイ好きだよ、大好き。
5周年ではありますが、歴史をなぞるのではなくアルバム引っさげて新しい表現を体現した。変化を見せることでこれからも進化成長していくであろう姿を見せてくれた。
でも北山くん、最後の挨拶で「5周年」と口にするなら挨拶をもう少しがんばってほしいな。
幾つか注文つけてしまいましたが。
今年の夏はPSYCOだから。夏が終わらないことだけを祈りたい。終わらない夏、2016にしよう。最高の夏にしようぜ。