息もつかずに語りたい

2011デビュー以降のキスマイについて息もつかずに朝まで話していたいだけ

愛をよむひととレインツリーの国

盛大にネタバレします。

レインツリーの国、見てきました。

ひとみが耳に障がいを持っていること、ブログで知り合った男女の恋愛くらいの予備知識しかなく鑑賞しました。なので愛をよむひとのように様々な伏線とドラマ中の最大の謎が最後一気に解けるようなストーリーを予想していました。

ブログで知り合ったのが美男美女なのかよ、ありえない、というツッコミをしつつ玉森演じる伸にすぐ感情移入することができてあっという間に引き込まれました。
今まではお飾りセンターだと思っていた玉森くん。今回レインツリーを見て演技の上達には目をみはりました。なぜならある程度の演技力がないと感情移入することはできないと思うからです。
ひとみが伸にひかれるのは理屈いらないと思うんです。自分の開設したブログを訪れ、そこからメールのやり取りで盛り上がり、実際会ってみたらイケメンだった。
伸がひとみを好きでい続けることの方がリアリティがない。みさこちゃんと付き合った方が楽にでしょ。
そして終盤での伸と先輩の会話。
伸がひとみにとって言葉がどれだけ大切なのか、その大切な言葉を紡ぐひとみに自分がひかれていること、ごめんなさい、ここはニュアンスです。あのやり取りを見てうわあ、となってしまった。伸も自分なりにひとみを愛する理由を考えていたのかしら。

愛をよむひとはヒロインの障がい(あまりいい表現ではないが他に思いつかないので)をクライマックスで明らかにすることで壮大なカタルシスが訪れる。なんとなくそんなストーリー展開を予想して見たら障がいについては早い段階であっさりと知らされる。そしてそこから本当のドラマが待っている、という展開に驚かされました。

ひとみの就職先に対する引け目とそれを軽くしようとする伸とのやりとり。
私は何人かの障がい者と働いています。伸が言うとおり企業で定められた枠で採用している人達です。本人達も周りも当たり前のこととして勤めています。ひとみにはそんなに肩に力いれないで、って言いたかった。

その後伸と深く関わることで力が抜けていくひとみの変化が気持ち良い。

髪を切ることをすすめる伸。裏のない、インチキではない優しさ、ってこういうことなのかも。

クリスマスツリーの場面ではひとみが肩にかけているショッパーに目がいってしまった。うーん。そこは気を使って欲しかったな。

エンドロールの最後はやっぱり君。歌詞がすっと耳に入りこむ。つんくさんて天才だと。

アイドルが出ている映画だから、という理由で見るのをためらうひとがいたらもったいない。たくさんの人に見て欲しいな。鑑賞してからもしばらく深く心に残る素敵な作品でした。


玉森の成長には目をみはりましたし、名実共にキスマイの絶対的センターなんだと感じました。例えば原作ファンでこの映画を見に行ったら伸を演じる玉森裕太にはまり、ジャニーズなんだ、キスマイ?聞いてみようのスパイラルにはまるだろうな。玉森くん、素晴らしかったよ。
鑑賞を迷っている方にはジャニーズの出ている映画だからと毛嫌いしないで見て欲しいです。


ヲタク目線での気になったところ。
玉森くんの私服より伸の衣装の方が好きですが、本人は、嫌なんだろうな。
ひとみの服を選ぶところ。みさこちゃんのブリブリ衣装に髪型も興味ないだろうな。
伸とひとみが手をつないだ時の玉森の白さ!



ここまで書いて。自分の文章が浅すぎて嫌になる。ブログを書くことでもっと文章力を身につけたい。