息もつかずに語りたい

2011デビュー以降のキスマイについて息もつかずに朝まで話していたいだけ

制作開放席から見た景色


いやあまさか。自分の名義で嵐のコンサトに行ける日が来るなんて思っても見なかった。
嵐のFCは3.4年前くらいに友人の翔くん担に預けるカタチで入会。これまで一度もチケットが当たったことはない。

さてuntitled東京ドーム公演の直前のある日、阿部顕嵐くんの舞台「何者」へ向かうタイミングで件の友人からLINEが。「○○(わたしのこと)の名義で制作開放席の申し込みメールが来た。本人確認があるかもしれない。もし当たったら一緒に行ってもらえないか?」と。

キスマイワールド名古屋ドーム公演で制作開放席に入ったことがある。この時は窓口で身分証を提示し紙チケットと交換だった。QRコードになった今年は本人確認にはないんだろうなあと思ったけど。自分名義で天下のお嵐様のコンサトに行けるなんてそんな光栄なことはない。わたしは土日休みではない仕事だけど幸いなことに1から3日の間に早番がある。勤務先から東京ドームまでは近い。と一も二もなく同行を承諾し(むしろ大喜びで)応募。そして大変ありがたいことにめでたく当選。
SNSなどで「未完」の評判を見ており、興味もあった。とてもとても楽しみに公演日を迎えた。


この友人とはpopcornに行っていた。カウコンでも2年連続で嵐を見ていたのでわたしにとっては初嵐、ではなかったけど終わってみれば初嵐さんでした。


制作開放席と言っても席種があるようですが。わたし達は定番の外野の見切れ席。メインステ真横でした。
メインステ真横と言うことはメインステに立つメンバー達とほぼ同じ景色を見ることになる。
今までも例えばドーム天井から見るペンラに感動したことはあるけど
でもねやっぱり東京ドームの外野から見るペンラはすごい。表現のしようがない。嵐の場合はペンラの色が制御されるためなのかさらになんだかすごい。ただただ圧倒される。
この景色をキスマイと見たい、そればかりを考えていた。コンサトに参加しながら頭の中でミューコロのステージから見えるであろう景色を想像する。今年のツアーで1番広い会場だった横アリをイメージしても東京ドームの3分の1。去年までこの東京ドームを4公演うめてきたキスマイ。彼らには経験もポテンシャルもある。そんな彼らの姿を今後ドーム会場で見ることができるのだろうか?と、グズグズ考えていたよ。


そんなわたしでしたが、MCをきっかけにコンサトに嵐にどっとのめり込んでいきました。MC中、ドリンクとタオルをカゴに入れてるのは(キスマイと)一緒だけどステージ上に凹みがあって見えないようにそこにカゴを置いていることに驚く。メンバーがひとりずつこっそりと(しているように見えた)ドリンクを飲みに行く。その姿に萌えてしまう。
MCの相場ちゃんいじりも所謂“わちゃわちゃ”これ、ジャニヲタが好きなやつ?みたいな。極め付けは翔くんの“コンサト前のコールで男性の声が聞こえた”発言。確かにコンサト前に4連の男の子達がアリーナ席で嵐コールをしていた。外野からほほえましく見ていた。男の子たちそれぞれがメンバーカラーの衣装を着てたりして。翔くんの発言を受け男の子達の存在に気づいてたファン達が一斉に彼らの居場所を翔くんに知らせる。この感覚、「嵐が近い」。
物理的な近さではなくなんだろう
もっと寄り添っている感じ。そんな風に思ったの。アイドルがファンの近くに行くってこんなことではないのかな、と。翔くんは男性客ありがとうと言った後に女性のみんなもありがとう(かなりニュアンス)と言った。男性客、レアでありがたいけど自分達を支えている客層が女性であることをわかってて、女性客に配慮できている。素直に嬉しくなる。
MC恒例のお仕事紹介の流れでこれまた翔くんの“俺らを追うとHDがすぐいっぱいになるでしよ、みんなどうしてるの?”からのMJさんの“俺は見たら消すよ、体に覚えこませる”湧きました。

後半、わたしの嵐への興味と好意が加速。一曲一曲を楽しむ。ご贔屓のMJさんを双眼鏡で追う。バクステでMonster。we areはモニタでしか見えなかったけども同じ空間にいることが嬉しかった。
楽しかった。幸せだと思った。

衣装。
つなぐの衣装、脱いでシャツ、その後はおるキラキラのジャケット最高。

パフォーマンスや演出。
メンバーと同じ目線だからメインステのパフォーマンスはどうしても見えない。モニタ越しになるからそこは物足りないと言うか、このコンサトを通してパフォーマンスについては語れるほど見ていない。モニターに流れる評判の画像も見えると言えば見えたけど、くらいのレベル。でもね、あの邪魔な柱がないの。

セトリ。
半分くらい覚えのない楽曲。
Jr.大量登場のユニットのダンス曲。
今年のミュージックディでキス担だらけのわたしのTLが荒れたBelive。
まさか見られると思ってもいなかった
ARASHI。
こればかりは正面から見たかったよ、未完。

ダンス。
大野くんの操り人形。見ながらもGravityに思いを馳せちゃったけどね。

そして。
メンバーのみんな。どんなに汗をかいてもお顔も髪型も崩れないの。すごいわ。アイドルって尊い

本編が終わってフロートで登場。
お嵐様達を肉眼で見ることができました。
フロートでの姿勢、立ち姿が美しかった。手を振ったり指差しする姿が紳士。対応がファンに対して真摯。丁寧に満遍なく。
嵐は正しい、正統派のアイドル。
そして松潤様はやはり王子様でした。ありえないくらいキラキラしてました(語彙力)
ファンサしている姿に見とれてしまう。


記憶が曖昧になってきて。
もともと語彙力も表現力もないので
伝えられないけど。


嵐が人気とその人気を維持している事実に納得しました。
ぶっちゃけるとわたしは嵐に対してアンコンシャスバイアスがあったのだな。
天下のお嵐様のコンサトを高みの見物しようとしていたのだな。popcornもそんな気持ちだったんだろう。カウコンにしても“倍率を上げる”“キスマイの出番を減らす”みたいな。だけど彼らの作り出すものを目の当たりにしてわたしは初めて
彼らの魅力にひれ伏してしまった。この感情がわたしがuntitled公演を初嵐と言うゆえん。

翔くん担が「夢のような素晴らしい世界」と言うのだけれど。まさにそれ。わたしの宝物になる素晴らしい体験をしました。untitled公演に行ったことがきっかけでこれからは嵐を(も)応援したいと強く思ったんだ。


制作開放席から見た景色。それはメンバーが見るのと多分同じ景色。そして正しい尊いアイドルたち。
ラッキーくらいの軽い気持ちで行った公演がもしかしたら自分の人生を変えちゃうこともあるかもしれない。

ありがとうアイドル。
ありがとうジャニーズ。
ありがとう嵐。